マイナンバーカードの保険証としての利用が、ついに2021年10月20日から始まりました。
マイナンバーカードを保険証として利用するために、初回登録する方法を知りたいですよね。
またデメリットやメリットはあるんでしょうか?
- マイナンバーカード保険証の初回登録方法は?
- マイナンバーカード保険証利用のデメリットは?
- マイナンバーカード保険証利用のメリットは?
- マイナンバーカード保険証を使える病院はどこ?
以上の点についてご紹介します!
目次
マイナンバーカード保険証の初回登録方法は?
【マイナンバーカードの健康保険証利用の本格運用開始!】
本日10月20日から、マイナンバーカードの健康保険証利用の本格運用が開始されました。
利用できる医療機関・薬局は、ステッカー・ポスターが目印!💊
詳しくは、“マイナポータル”から!📱💻https://t.co/YsiMMs3UWx pic.twitter.com/9WFSiqZFgO— マイナンバー制度 (@MyNumber_PR) October 20, 2021
マイナンバーカードを保険証として利用する場合、初回登録の方法はどうすれば良いんでしょうか?
初回登録の方法は2つあります。
- セブン銀行ATMからの登録
- マイナポータルからの登録
セブン銀行ATMからの初回登録方法
- マイナンバーカード
- 4桁の利用者証明用パスワード(暗証番号)
- セブン銀行ATM画面の「マイナンバーカードでの手続き」を押す
- 「健康保険証の申し込み」を押す
- 画面に沿って進む
手順を見る限り簡単にできそうですね!
スマホやPCを持っていない方や、やってみたけどやり方が良くわからなかったという方にもおすすめです。
ちなみに、12桁のマイナンバーを利用することはないようなので安心です。
マイナポータルからの初回登録方法
- マイナンバーカード
- 4桁の利用者証明用パスワード(暗証番号)
- マイナンバーカード読取ができるスマートフォン(または、パソコン+ICカードリーダ)
- 利用するブラウザ用のマイナポータル(アプリ)のインストール
- マイナポータルを開き、「健康保険証利用申し込み」を押す
- 「同意して次へ進む」を押す
- 「申し込む」を押す
- マイナンバーカードの読み取りと、暗証番号4桁を入力し、本人確認を行う
- 申し込み完了。「終了」を押す
PCやスマホを持っている方はこの方法が断然おすすめ!手順も簡単ですし家でできるので楽ですね。
詳しくはマイナポータルでやり方が確認できます。
マイナンバーカードの暗証番号(パスワード)が不明の場合
万が一、マイナンバーカードの暗証番号がわからなくなってしまった場合は、住民票がある市区町村の窓口で暗証番号の再設定の手続きが可能です!
手続きの際には、顔写真付きの本人確認書類が必要です。
市区町村によって必要な物が異なる場合もあるので、一度確認してから窓口へ行くのが良いと思います。
マイナンバーカード保険証利用のデメリットは?
マイナンバーカードの保険証利用のデメリットはあるんでしょうか?
現時点で考えられるのは下記の2点です。
- マイナンバーカードを持ち歩くのが不安(紛失盗難などが不安)
- マイナンバーカード健康保険証利用に対応している医療機関が少ない
マイナンバーカードの紛失盗難、悪用が不安
まず考えられるデメリットは、盗難や紛失が不安でマイナンバーカードを持ち歩きたくない、という場合ですね。
確かに、重要な個人情報が管理されている12桁の番号が載っていますし、紛失した時に悪用されないか不安、こわい、と思うのは普通だと思います。
また、医療機関でマイナンバーカードを見せた時などに、12桁の番号を控えたりしないかも心配ですよね。
ただ、この12桁の番号を知っているだけでは本人確認をすることができません。暗証番号さえわからなければ個人情報を悪用されることはないでしょう。
また、紛失した場合には以下のコールセンターに連絡することで、利用の一時停止ができます。
マイナンバー総合フリーダイヤル
電話番号:0120-95-0178
受付時間:平日/9:30~20:00、土日祝/9:30~17:30
そして、医療機関でマイナンバーカードを利用する場合には、12桁の番号を利用しません。
カードの中に入っているICチップの中の電子証明書を利用するので、個人情報が全部わかってしまうということはないので安心してください!
対応している医療機関が少ない
これは確かにデメリットですよね。
利用開始が発表された2021年10月20日時点でマイナンバー保険証利用ができる医療機関は、全体の1割まで達していない状況です。
1つの医療機関で登録をしても他と連携できないと意味がないですよね。
ただ、2023年の3月末までには全ての医療機関で利用できる見通しのようなので、今登録しておいて損することはないでしょう。
マイナンバーカード保険証利用のメリットは?
マイナンバーカードの保険証利用のメリットはあるんでしょうか?
メリットは沢山あります!
- 複数の病院の診察券を持ち歩く必要がなくなる
- 毎月の保険証の確認が不要になる
- 結婚や転職で保険証が変わった時の更新が不要
- オンラインで特定健診や薬剤・医療費の情報の確認が可能
- オンラインで確定申告の医療費控除が可能
- 手続きなしで限度額を超える一時的な支払いが不要
医療機関を利用する機会が少ない人は実感が少ないかもしれませんが、、
複数の医療機関を利用している人はかさばる診察券を1枚にまとめられますし、複数の薬を服用している人はおくすり手帳が無くても、マイナンバーカードで受付すれば病院側で情報の確認ができます。自分で一覧をオンラインで確認することも可能です。
これってすごく便利ですよね。
マイナンバーカード保険証を使える病院はどこ?
マイナンバーカードを保険証として利用する場合に、使える病院はどこなんでしょうか?
この制度が始まった2021年10月20日の時点では、全体の約5~8%(1万施設ほど)に留まっているようです。
ただ、2023年3月末までには、全ての施設で使えるようになる見込みなんだそう!
あと1年半ほどですべての医療機関や薬局で使えるようになると考えると、割と早い対応なんじゃないでしょうか?
マイナンバーカードの保険証利用が出来る施設については、厚生労働省で医療機関リストをまとめているので参考にしてくださいね!
マイナンバーカード保険証の初回登録方法は?デメリットやメリットはあるの?まとめ
今回は、マイナンバーカードを保険証として利用するための初回登録方法や、保険証として利用するデメリットやメリット、使える病院などの情報についてまとめてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
マイナンバーカード1枚で済むのが非常に便利ですし、マイナンバーカードを持っていない人は、是非この機会に作ってみて下さいね!
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