日本に飛来するやっかいな黄砂。
2023年には2年ぶりに黄砂飛来しましたが、東京ではいつまで飛ぶんでしょうか。
また、黄砂は何月が多いのか時期もチェックしておきたいですよね。
- 黄砂2023東京はいつまで飛ぶのか
- 黄砂は何月が多いのか時期はいつなのか
- 黄砂とは何でどこの砂なのか
- 黄砂が多いとどうなるのか
- 黄砂が多い地域
- 黄砂情報をリアルタイムで確認する方法
黄砂についてわかりやすく解説していきます。
目次
黄砂2023東京はいつまで飛ぶ?
黄砂が2023年に東京でいつまで飛ぶのかをご紹介します。
いつまで飛ぶのか調べたところ、
黄砂が東京に飛来するのは、2023年4月12日午後~2023年4月13日の2日間
と確認ができました。
日本で最後に観測されたのは2021年5月9日なので、実に2年ぶりの飛来となります。
関東では12日午後は風が強いので、黄砂がかなり舞うことが予想されます。
用事がなければ外出しないようにするか、外出時はマスクを着用するのがおすすめです。
黄砂が多いとどうなる?
黄砂が多いとどうなるのか、交通への影響や身体への影響(アレルギー症状)をご紹介します。
交通への影響
視程が5㎞以内だと、交通への影響が出てきます。
中国では、視程(肉眼ではっきり見える範囲・距離)が2kmになっている場所も。
黄砂が多いと先の風景がぼんやりとかすむので、車の運転や電車の運行、飛行機の離着陸に影響がある場合があります。
黄砂が多い日はできるだけ車の運転や遠くへの外出は控えた方が良いでしょう。
アレルギー症状
黄砂が飛ぶと、アレルギー症状が出る方もいます。
目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。
引用:Yahoo!ニュース
私も3歳の娘も、黄砂の情報が出てから目のかゆみ・鼻水・くしゃみ・のどの痛み・咳が出ています。
体感的には花粉症と喉の風邪が混ざったような感覚です。
花粉症と時期が被っているので、花粉症の症状が悪化したと感じる方も多いのではないでしょうか。
また、喘息の症状を持っている方は症状が出たり悪化する可能性があるのでできるだけ外には外出しない方が良いです。
黄砂は直径約4マイクロメートルの小さい粒子なので、吸い込むと身体に良くないのです。
また、以下のような事例もあるようです。
黄砂の飛来と循環器疾患について関連がみられています。 黄砂の飛来と救急搬送数増加、脳梗塞での入院や心筋梗塞での入院、発症の増加との関連が報告されています。高齢者や糖尿病、慢性腎臓病等の既往歴がある方は、循環器疾患への影響リスクが高いため注意が必要です。
引用:Yahoo!ニュース
元々持病をお持ちの方も特に注意すべきなので、あまり外出せず、やむを得ない場合はマスクをする、長時間外に出ないようにするなどの対策が必要です。
家にいる場合でも換気を頻繁に行うと家の中に入ってきてしまうので、窓の開閉回数も少なくしましょう。
洗濯物や車などへの付着
黄砂が多いと、洗濯物を干した際に黄砂が付着します。
上でご紹介したように、黄砂はアレルギー症状や身体の不調を引き起こす可能性があるので、出来る限り部屋干しで対応しましょう。
また、車など外に置いている物にも付着します。
花粉が多いときのように黄色っぽい砂が積もって汚れるので、黄砂の後は洗車をする方が非常に多いです。
ガソリンスタンドの洗車機も混む可能性があります。
黄砂とは何?
黄砂とは一体何なのか、どこの砂がどのように飛んできているのかを簡単にわかりやすく解説します。
黄砂とは、中国大陸の砂漠や高原から飛んできている砂のことを言います。
元々は砂が飛んでも森林が防いでいたのですが、木を切ったり土地の開発によって回数が年々増えているとのこと。
砂漠化している土地が増えているのも、飛来数が多くなっている原因の1つです。
また、砂は有害な化学物質も一緒にのせて飛んでくるため、黄砂でアレルギーを起こす方もいます。
黄砂はどこの砂?
黄砂は中国の砂漠や高原から飛んできた砂です。
- タクラマカン砂漠
- ゴビ砂漠
- 黄土高原
などの乾燥・半乾燥地域
砂漠だけでなく、森林を伐採した後の乾燥した土地からも飛来しています。
大き目の粒子はだんだんと落下しますが、細かく小さな粒子は遠くまで運ばれるため、日本にも飛んできているというわけなんですね。
過去には北米やグリーンランドまで飛んだこともあるようです。
黄砂の中身は何?
黄砂は上記でご紹介した砂以外にもさまざまな物質を一緒に運んできています。
- 石英や長石などの造岩鉱物
- 雲母
- カオリナイト
- 緑泥石
- アンモニウムイオン
- 硫酸イオン
- 硝酸イオン など
こういった土壌由来のもの以外(大気汚染物質)も一緒に取り込んで飛んでくるために、身体への影響が懸念されているわけです。
影響があるのは人だけではなく、黄砂が飛んできて落ちた海や川の生態系にも影響を与えていると考えられています。
黄砂は何月が多い?時期はいつ?
黄砂は何月が多いのか、時期はいつなのかご紹介します。
黄砂は2月頃から多くなり、3月~5月がピークになります。
時期は春頃で花粉症の時期と重なります。
黄砂は2月~5月の間だけ飛んでいるわけではなく、ほぼ1年中飛んでいます。
ただ春の時期である2月~5月には特に多くなります。
黄砂はなぜ春に飛んでくる?
黄砂はなぜ春に飛んでくるのか気になりますよね。
冬は雪が積もったり、土壌が凍ったりするため、砂が飛ぶ量が抑えられます。
また夏は植物が成長し、砂が大きく舞い上がるのを防いでくれます。
しかし春は雪がなく、植物が育ち切らないために黄砂が発生しやすくなります。
黄砂が多い地域はどこ?
黄砂が多い地域はをご紹介します。
日本で黄砂が多い地域は、九州や中国地方です。
黄砂情報をリアルタイムで確認する方法は?
黄砂情報をリアルタイムで確認する方法をご紹介します。
黄砂2023東京はいつまで飛ぶのかや何月が多いのか時期まとめ
黄砂が2023年東京でいつまで飛ぶのか、そして何月が多いのか時期もまとめてご紹介しました。